2013年12月14日

極楽鳥花

「命」

気温も低く、寒さが身にしみる中

一輪の花「極楽鳥花」

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極楽鳥花は、数年前にG佛檀店の会長から苗を頂いたものです。

此の寒空に一輪だけ咲いています(12月14日撮影)。

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2013年12月01日

十夜法要

11月20日 午後6時〜午後9時頃

長徳禅寺方丈に於いて

十夜法要を営みました。

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「お十夜(おじゅうや)」は正式には「十日十夜別時念仏会(じゅうにちじゅうやべつじねんぶつえ)」といい、今では浄土宗のお寺と地域によっては他の宗派でも多く行われている法要です。

 10月から11月にかけて全国の寺院でひろく行われる 念仏会(ねんぶつえ)です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日 十夜 (じゅうや)法要」といいます。もともとは陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで、10日10夜にわたる 法会 (ほうえ) でした。

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 この法会は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『無量寿経』の巻下に、

「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」

と説かれていることによって、その教えを実践したもので、10日10夜にわたり 不断(ふだん)念仏を称えて別時(べつじ)の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。

 この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前(永享年間)、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのさだつね)の弟 貞国(さだくに)が、世の無常を感じ、出家して仏道に生きようと、真如堂にこもって念仏の行をされたことに始まります。
 3日3夜のお勤めが済んだら髪を落として出家しようと決意していた3日目の明け方、貞国の夢枕にお坊さんが現れて、

「阿弥陀さまを信じる気持が本当なら、出家するしないは関係ないではないか。出家するのは待ちなさい」

とお告げをされました。


貞国が出家を思いとどまって家に帰ってみると、兄は上意に背き吉野に謹慎処分。代わりに貞国が家督を継ぐようにという命令が下っていました。貞国は、
「兄は謹慎だし、自分も出家をしていたら家督を継ぐ者がいなくなって、執権職を受けるどころか、家も断絶していただろう。これは阿弥陀さまのお陰だ」
と感激し、あと7日7夜、合計10日10夜の念仏をしました。
これが「お十夜」の始まりです。

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 その後、明応4年(1495)に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世 観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん) が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経 (あみだきょう) 』の講義をされ、さらに真如堂の僧といっしょに 引声 (いんぜい) 念仏を修し、 勅許 (ちょっきょ) を得て、光明寺で法要を行うようになりました。




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 これが浄土宗でのお十夜の始まりで、今では浄土宗の大切な法要となっています。
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